Claude Codeコマンド完全一覧【2026年最新】使い方も解説
Claude Codeのコマンド体系を理解する
Claude Codeは、Anthropic社が開発したターミナルベースのAIコーディングツールです。コマンドラインから直接操作するツールだけに、コマンドの使いこなしが生産性を大きく左右します。Claude Codeのコマンド体系は大きく分けて「スラッシュコマンド」「キーボードショートカット」「CLIオプション」の3種類に整理されます。
スラッシュコマンドとは、会話中に/から始まるコマンドを入力することで、特定の機能を呼び出すものです。例えば/helpでヘルプを表示したり、/clearで会話履歴をクリアしたりできます。これらはClaude Codeの対話インターフェース内で使うコマンドです。
キーボードショートカットは、対話画面内でキーの組み合わせによって操作を行うものです。テキストの入力補助や会話の操作に使われます。
CLIオプションは、Claude Codeを起動する際にclaudeコマンドに付加するオプションです。ファイルの指定、モデルの選択、動作モードの設定などが含まれます。
これらのコマンド体系を理解して使いこなすことで、Claude Codeの操作効率が飛躍的に向上します。特にスラッシュコマンドは日常的によく使うものが多いため、まず覚えるべきコマンドから学んでいくことを推奨します。
また、Claude CodeにはVS Codeなどのエディタとの統合機能もあり、IDE内からコマンドを実行できる仕組みも整備されています。ターミナルだけでなくエディタと組み合わせることで、より快適な開発環境が構築できます。
スラッシュコマンド(/コマンド)の全一覧
Claude Codeで使えるスラッシュコマンドは、会話の管理やモデル設定など多岐にわたります。以下に主要なスラッシュコマンドを整理して説明します。
/helpは最も基本的なコマンドで、利用可能なコマンドの一覧とその説明を表示します。Claude Codeを使い始めたばかりのときや、特定のコマンドの使い方を忘れたときに便利です。
/clearは現在の会話コンテキストをすべてクリアし、新しいセッションを開始します。長い会話でコンテキストウィンドウが埋まってきたとき、または別のタスクに切り替えたいときに使います。これを実行するとAIはそれまでの会話内容を忘れ、新鮮な状態で対話を再開します。
/exitまたは/quitでClaude Codeを終了します。Ctrl+Cでも終了できますが、/exitを使うとより安全にセッションを終了できます。
/modelは使用するClaudeモデルを切り替えるコマンドです。/model claude-opus-4-7のようにモデル名を指定することで、タスクに応じて最適なモデルを選択できます。高度なコーディングタスクにはOpusモデル、素早い回答が必要な場合はHaikuモデルというように使い分けができます。
/configはClaude Codeの設定を表示・変更するコマンドです。APIキーの確認、デフォルトモデルの変更、各種設定の調整が行えます。
/costは現在のセッションで使用したAPIコストを表示します。トークン数と推定料金が確認でき、コスト管理に役立ちます。
/memoryはClaude Codeのメモリ機能(CLAUDE.mdファイルの内容など)を管理するコマンドです。プロジェクト固有の設定や指示を確認・更新するために使います。
/reviewは指定したコードやファイルのレビューを依頼するコマンドです。現在の変更差分に対してコードレビューを行うことができます。
キーボードショートカット一覧
Claude Codeの対話インターフェースでは、効率的な操作のためのキーボードショートカットが多数用意されています。
入力中のテキスト操作では、Ctrl+Aで行頭に移動、Ctrl+Eで行末に移動できます。Ctrl+Kで現在の行(カーソル以降)を削除、Ctrl+Uで現在の行(カーソル以前)を削除します。これらはbashの標準的なショートカットと同じため、ターミナル操作に慣れている方はすぐに活用できます。
会話の操作では、Ctrl+Cで現在の処理を中断します。Claude Codeが長い応答を生成している最中や、誤ったプロンプトを送信してしまったときに使います。
Ctrl+Lは画面をクリアするショートカットで、/clearコマンドとは異なりテキスト表示のみをクリアします。会話の履歴はそのまま維持されます。
複数行のプロンプトを入力する際は、Shift+Enterで改行を挿入できます(環境によって異なる場合があります)。コードブロックや長い指示を整形して入力したいときに役立ちます。
↑(上矢印キー)と↓(下矢印キー)で入力履歴を遡ることができます。以前に入力したコマンドやプロンプトを再利用したいときに便利です。
Tabキーで入力補完が働く場合があります。ファイルパスの入力時に特に便利で、途中まで入力したパスを自動補完してくれます。
Escキーは現在の入力をキャンセルしたいときに使います。誤って入力を始めてしまった場合に素早くキャンセルできます。
CLIオプションと起動コマンドの使い方
claudeコマンドにはさまざまなオプションが用意されており、起動時の挙動を細かく制御できます。
claude --helpまたはclaude -hでCLI全体のヘルプを表示します。インストール直後に実行すると、利用可能なオプションの全体像が把握できます。
claude --model <model-name>またはclaude -m <model-name>で起動時に使用するモデルを指定します。セッション全体でモデルを固定したい場合に有効です。
claude --printまたはclaude -pは、非対話モードで一度だけ入力を処理して出力するオプションです。スクリプトやパイプラインの中でClaude Codeを使いたい場合に役立ちます。例えばecho "コードをレビューして" | claude --printのように、標準入力からプロンプトを渡すことができます。
claude --output-format <format>で出力フォーマットを指定できます。text(デフォルト)、json、stream-jsonなどのオプションがあり、機械処理しやすい形式で出力したい場合に使います。
claude --verboseは詳細なデバッグ情報を表示します。Claude Codeの動作に問題があるときのトラブルシューティングに使います。
claude --dangerously-skip-permissionsは権限確認をスキップするオプションです。このオプションは自動化スクリプト内でのみ使用し、インタラクティブな使用での利用は推奨されません。名前の通り危険なオプションであるため、十分理解した上で使用してください。
claude --add-dir <path>で追加のディレクトリをコンテキストに加えます。複数のリポジトリにまたがる作業や、外部ライブラリのソースコードを参照させたい場合に使います。
ファイル・ディレクトリ操作に関するコマンド活用法
Claude Codeはファイルシステムと緊密に連携しており、コードの読み書きや編集をAIが直接行うことができます。これを支えるのが、ファイル操作に関する機能群です。
ファイルをClaude Codeに読み込ませる基本的な方法は、プロンプト内でファイルパスを指定することです。「src/components/Button.tsxを確認して改善点を教えてください」と入力すれば、Claude Codeが自動的にそのファイルを読み込んで分析します。
ファイルの編集を依頼する場合も同様です。「src/utils/api.tsの50行目のエラーハンドリングを修正してください」という指示で、Claude Codeが対象ファイルを読み込み、修正を行い、結果を書き戻します。
@記法を使ってファイルを指定することもできます。「@README.mdの内容に基づいてセットアップスクリプトを作成して」のように、ファイルを参照しながら作業を指示できます。
ディレクトリ全体の構造を把握させたい場合は、「このプロジェクトのディレクトリ構造を確認して、アーキテクチャを説明してください」と指示すれば、Claude Codeがファイルツリーを探索して構造を把握します。
複数ファイルにまたがる変更も一度の指示で実行できます。「全TypeScriptファイルのimport文をES Modules形式に統一してください」のような広範な変更も、Claude Codeが各ファイルを順次処理します。
Gitコマンド連携と自動化活用
Claude Codeはターミナルツールとして、Gitコマンドとの連携が非常に強力です。コード変更からコミット、プルリクエストの作成まで、一連のGitワークフローをAIが支援します。
変更内容の確認はgit diffやgit statusの出力をClaude Codeに渡すことで行えます。「git diffの出力を見てコミットメッセージを作成してください」と指示すると、変更内容を分析した上で適切なコミットメッセージを生成します。
プルリクエストの説明文も自動生成できます。「現在のブランチの変更点を分析してGitHubのプルリクエスト説明文を作成してください」という指示で、変更内容を要約した詳細なPR説明文が生成されます。
コンフリクトの解決もClaude Codeに任せられます。マージコンフリクトが発生したファイルを指定して「このコンフリクトを解決してください」と指示すると、両方の変更を考慮した適切な解決策を提示してくれます。
Git履歴の分析も可能です。「過去30コミットの変更を分析して、バグが混入した可能性があるコミットを特定してください」という高度な依頼にも対応します。
コンテキスト管理と効率的なセッション運用
Claude Codeを長時間・大規模なプロジェクトで使う際に重要になるのがコンテキスト管理です。コンテキストウィンドウには限界があるため、効率的に管理することが生産性向上のカギです。
CLAUDE.mdファイルは、プロジェクトの設定や指示を永続化するための仕組みです。プロジェクトのルートディレクトリにCLAUDE.mdを置くと、Claude Codeは起動時にこのファイルを読み込み、記載された指示に従って動作します。開発規約、よく使うコマンド、プロジェクト固有の注意事項などを記述しておくことで、毎回同じ指示を繰り返す手間が省けます。
/clearコマンドを適切に使ってコンテキストをリセットすることも重要です。別のタスクに移る際や、コンテキストが長くなりすぎた際には積極的にリセットしましょう。ただし、リセット後はCLAUDE.mdの内容は引き続き参照されるため、重要な設定は失われません。
大きなコードベースを扱う場合は、一度にすべてのファイルを読み込ませるのではなく、関連するファイルだけを指定して作業する「絞り込み」が効果的です。
| コマンド | 用途 | 使用タイミング |
|---|---|---|
/clear |
会話コンテキストをリセット | タスク切り替え時、コンテキスト過多時 |
/memory |
CLAUDE.mdの管理 | プロジェクト設定の確認・変更 |
/model |
モデル切り替え | タスクに応じた最適モデル選択 |
/cost |
コスト確認 | 定期的なコスト管理 |
/help |
ヘルプ表示 | コマンドを忘れたとき |
/exit |
終了 | セッション終了時 |
Ctrl+C |
処理中断 | 誤送信・長時間処理の中断 |
Ctrl+L |
画面クリア | 表示整理(履歴は保持) |
カスタムスラッシュコマンドの作成方法
Claude Codeは、ユーザーが独自のスラッシュコマンドを定義できる拡張機能を持っています。よく使うプロンプトやワークフローをカスタムコマンドとして登録しておくことで、繰り返し作業を大幅に効率化できます。
カスタムコマンドは.claude/commands/ディレクトリにMarkdownファイルとして作成します。ファイル名がコマンド名になります。例えば.claude/commands/review-security.mdを作成すると、/review-securityコマンドが使えるようになります。
ファイルの内容は、そのコマンドが実行されたときにClaude Codeに送られるプロンプトです。「このコードのセキュリティ上の問題点をOWASP Top 10の観点からチェックしてください」といった定型プロンプトを書いておけば、毎回同じ文章を入力する必要がなくなります。
チーム開発では、プロジェクトのルートに.claude/commands/ディレクトリを作成してGitで管理することで、チームメンバー全員が同じカスタムコマンドを使えるようになります。コードレビューの基準、テストの実行方法、デプロイ前のチェックリストなど、チーム固有のワークフローをコマンドとして標準化できます。
グローバルなカスタムコマンドは~/.claude/commands/に作成し、すべてのプロジェクトで共通して使えます。個人でよく使うプロンプト(「このコードを説明して」「最適化案を3つ出して」など)をグローバルコマンドとして登録しておくと便利です。
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